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富山市 射水市 東京・神田
■当院の治療方針
私たちの身体にはもともと治る力が備わっています。一人ひとりの顔に特徴があるように身体にもそれぞれの個性があります。
顔の表情が変化するように身体もそのときどきによって様々な状態があります。
東洋医学にはそのような身体に対応する知恵があります。私たちは東洋医学の知恵を駆使して、お一人おひとりにきめ細かく対応した治療を行います。
はり灸治療がはじめての方でも、安心して受けていただけるよう身体の状態やご要望をしっかりとお伺いし、その方に合わせた治療方法を組み立てていきます。
鍼灸治療は2000年以上前に中国で行われるようになった治療法で、今から1500年程前に仏教の伝来と前後して日本に伝わったといわれています。 以来、日本人独特の繊細な感性によって現代の日本の鍼灸に変化してきました。
一般に鍼灸は中国を起源としているため本場は中国で、中国の鍼灸術が優れているように考えられがちですが、料理に中華料理と日本料理があるようにそれぞれに特徴があり、繊細な日本人の体質には日本で育まれてきた日本の鍼灸術があっています。
これは今から20数年前中国に留学し、実際に中国の鍼灸を学び、日本でも中国の鍼を用いた経験から、特に用具の面では日本人には日本の繊細な鍼の方があうと確信しております。
もちろん中国の鍼灸にも学ぶべき点も多く、特に理論的な面は一日の長があります。よいもの、患者さんが治るために必要なものを取り入れていくことは絶対に必要と考えております。
当院では繊細な日本の鍼の中でも細い鍼を用い、その材質も人間の皮膚に親和性の高い金製(20K)や銀製の鍼を用いております。また、お灸は知熱灸と呼ばれる温感を感じた時点でモグサを取り除く方法を主に用います。このような方法を用いることで痛みや刺激感がほとんど無く効果の高い治療を行うことが可能になりました。
お身体のさまざまな不安やお悩みなど、どんなことでもお気軽にご相談ください。
■よくあるご質問 そのほかのお問い合わせはこちらからどうぞ
■The knowledge of Oriental medicine
東洋医学の基礎知識■東洋医学の身体観
東洋医学では身体の中に「気」という目に見えないエネルギーが流れていると考えています。
人は例外なく両親からその生を受けこの世に誕生してきます。まずこの両親から受け継がれてきた生命が、「気」として身体の中に宿ります。これを「先天の気」といいます。
そして誕生時より大気を呼吸し、母親の母乳や食物を口から取り入れ、両親から受け継いだ生命を育みます。呼吸によって取り入れる大気を「天の気」、食物を「地の気」といい、この両者をまとめて「後天の気」といいます。人は生まれてから死ぬまでにこの先天の気と後天の気が身体の中を循環してその人の「気」となり生きていきます。人の死とは「気」の消失を意味します。言い換えれば生命=「気」と考えられます。
「気」は全身をくまなく流れています。内蔵(東洋医学では五臓六腑と呼びます。)は「気」によって働き、さまざまな身体の動き、精神活動、免疫系、神経系といった生命活動のどれ一つをとっても、「気」によって営まれていないものはないのです。そして、身体の中のある部位が機能するためには、身体中のどの部位にも「気」が滞りなく流れていることが必要なのです。この「気」が流れるメインルートを「経絡(けいらく)」と呼んでいます。そして経絡の「気」やその流れに大きな影響を及ぼすポイントを「経穴(けいけつ)」と呼び俗に「ツボ」と呼んでいるのです。
◎経絡に沿って身体中をめぐる「気」
経絡に沿って流れる「気」は、1日の昼夜や1年の四季といった時間の経過によって変化し、大自然のリズムと呼応しています。「先天の気」として親から受け継いだ生命の中には顔や体形、性格なども含まれています。そして親から受け継いださまざまな資質を基礎として、「後天の気」の力によって成長していくのです。東洋医学では体内の「気」は、大自然、日々の生活習慣、社会生活など、人を取り巻く環境に呼応し、これらが有機的につながり移ろいでいく過程で実に巧妙に変動していくと考えているのです。
■「未病治(みびょうち)」◎東洋医学における病気の原因に対する考え方
東洋医学では病気の根本的な原因を大きく2つに分けて考えています。まず人間を取り巻く物理的な環境を取り上げています。具体的には「寒、熱、風、署、燥、湿」の6つに分類されます。つまり熱、冷え(寒)、湿気、乾燥、風といった環境が原因になると考えています。
次に人間の精神、情緒を取り上げています。具体的には「喜、怒、憂、思、悲、恐、驚」の7つに分類しています。これらの情動が大きく変動する、あるいは偏り続けると、体内の「気」の働きに変調を来し、経絡や臓腑(東洋医学でいう内臓)に異常が起こります。これを東洋医学では「気が病む」、つまり「病気」と認識しています。このような異常はさまざまな形で表出してきます。症状はもちろんのこと、顔色、舌、腹、脈、情緒などの変化や「気」の出入り口であるツボにも認められます。
これらは、明らかに現代医学的にも異変と認められる程度はもちろんのこと、現代医学的には取るに足らない微妙な変化をも「気」の変化としてとらえられます。「気」の変化は初期段階では軽微な変化にすぎませんが、これが度重なったり継続すると、顕著な症状や所見を現わすようになるのです。◎予防医学こそが求められる最善のもの
東洋医学ではこのような「気」の異常を微細なうちから察知し、深く重くならないように対処していくことが、病を治療する上で最も大切であるとしています。これを東洋医学では「未病治」、つまり「未だ病にならざるを治す」としいい、最善の治療法としています。
肩凝りや疲労といった病気とは言い難い、ほとんど日常的な身体の変化にも気の変動が認められ、そのような軽微な状態のうちに治すことが、病気を治療する上で最も大切なことであるといえます。予防医学こそが病を治療する最善の方法なのです。■「証(しょう)」と「四診」
病気や様々な症状、兆候は「ちょっと無理があるよ」という身体からの貴重なサインです。
東洋医学の治療方法はこの貴重なサインを読み取って、患者さん一人ひとりの状態に応じ、身体に本来備わっている癒す力に注目し、その力を最大限に引きだせるように治療します。漢方薬だから、鍼灸だから東洋医学というわけではありません。同じ病気でも患者さん一人ひとりの違いや体質をきちんと意識して診察・治療しているのが、東洋医学なのです。
専門的にはこの患者さんそれぞれの状態を「証」といいます。
この「証」を決めるため診察を行いますが、特徴的なのは四診と呼ばれる独特の方法を使うことです。
四診(ししん)は望・聞・問・切の四つの診察のことをさします。望診(ぼうしん)---患者さんの立ち姿や動き、顔色、皮膚など客観的にくみ取れる情報のほか、患者さんのもっている雰囲気や表情、生気の有無、人相なども対象となります。舌をみる舌診もこれに含まれます。
問診(もんしん)---現代医学の問診に相当しますが、その内容は東洋医学の概念にそったものとなります。現代医学では重要視されないような患者さんの自覚的な感覚や主観的な感覚も大切になります。細かな兆候など病気や主訴に関係ないこともいろいろ聞きますが、患者さんの全体を把握するために、不可欠です。
聞診(ぶんしん)---声のトーンやしゃべり方などで判断します。
切診(せっしん)---脈を診る脈診、お腹を診る腹診、ツボやコリを調べる切経、背中の状態を調べる背候診、などがこれに含まれます。
これらの診察法を通して、患者さんの個々の状態を総合的に判断し、かつ経時的にに認識していきます。
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